「男は○○だ!」…と言われて、○○に入る言葉に何を思い浮かべますか?
もちろん「根性」などの言葉もありますが、こと恋活・婚活についていうと「男は度胸、女は愛嬌(あいきょう)」という昔からの言い回しがありますよね。
またこれも昔から言われていることで「男は甲斐性(かいしょう)」というのもあります。
「甲斐性(かいしょう)」って何…? という人も多いと思いますが、平たく言うと「面倒見の良さ」、もっと言えば女性や家庭を養える「生活力」「収入」のことを暗に指していたと思われます。
明治・大正・昭和とよく言われていた「男は甲斐性(生活力・収入)だよ」という言葉ですが、さすがに露骨すぎて平成・令和の世では使われなくなってきました(笑)。
しかし、現代の恋活(マッチングアプリ)や婚活(結婚相談所)で「男は甲斐性」というのは本当に「古くて通じない」ものなのでしょうか?
価値観が多様化し男性の収入は絶対的な魅力ではなくなりましたが、マッチングの世界でも本当にそうなのでしょうか?
私は結婚相談所という現場を見てきて決してそんなことはないと思います。
特に年下女性とマッチングしたい、結ばれたい…と希望する男性にとって、(マッチングアプリも含めて)収入は大きな武器になると思います。
男の魅力は収入だけじゃない!…というけれど
こういう少し露骨なことをお伝えしていくと、「男は甲斐性(収入)が大事」という考え方に反感を持つ人も少なくないと思います。
これはもちろん当然のことで、1960年以降の「恋愛結婚ブーム」を経て、「相手の表面上の条件より中身を重視して相手を選ぶ!」という価値観が主流となってきました。
結婚・恋愛の相手探しでも昭和時代は「3K(高収入・高学歴・高身長)」という言葉もありましたが平成・令和となるにつれ、
〇収入や身長など、プロフィールに表れない「会ってみないとわからない」要素
〇「価値観が合うかどうか」といった性格的な相性
などがかなり重視されてきたのも事実です。
※特に現在では10代~20代の若い方を中心に「男は甲斐性」という考え方に対する反発は強いと言えます。 これは社会人経験を経て「生活力の大切さ」や「結婚相手としてどうなのか」という視点をそれほど持っていないから…? と考えることもできます。
マッチングの場では、収入の影響は根強い
もちろん高校や大学のキャンパスなどの場では収入など関係なく、ともかく顔を合わせていく中で(3割の恋愛強者たちを中心に)自然にカップルが出来上がる…というのはあります。
しかし社会人になってから恋活・婚活をすることになると事情は変わってきます。
「毎日会う中で、相手を選ぶ」のではなく、
「だれと会うのかをまず自分で決める」という婚活の場では、魅力あるプロフィールの「需要」と「供給」の市場原理がどうしても働いてきます。
マッチングアプリのように「見ず知らずの中から、まず選択する」中ではまず「年齢」「収入」「身長」など、簡単に数値化できる部分を最初に見て取捨選択していきますし、別にそれは悪いことでもありません。
そして「(女性に)選ばれる側」として自分がどのくらいの条件を備えているのか? どのくらいまで高望みができるのか?…という目線を持ち戦略を立てるのは当たり前のことです。
結婚相談所では7-8才年下までのマッチングが圧倒的
私が働いていた結婚相談所では、男性会員は比較的高収入な人が多かったです。
そのためか「年上男性(30-40代)vs年下女性(20-30代)」というマッチングや成婚の例はかなり多かったですね。
「どのくらいまで年の差があってもマッチングできるのか?」
というのは正直男性側のスペック(特に収入)が大きいのですが、実は7-8才差までであればそれほど圧倒的な収入がなくてもマッチングすることもかなりありました。
女性会員さんの希望を聞いていても、「条件次第では7-8才までなら現実的にOK」と答える人が多く、マッチングやお見合いといったオファーを(収入等にあまりこだわらず)まじめに検討してくれる女性も一定数いました。
※特に35才くらいまでの女性に多く、逆に40前後以降は同年齢→年下志向が強まるようです。
もちろん需要(男性側の希望)と供給(年齢に寛容な女性の数)のバランスから競争は激しいのですが、7-8才までの年齢差であれば自分の収入や条件に関わらず「一定の女性に関してはひとまずチャレンジ可能」と考えて良いと思います。
高収入だと何才年下までマッチングが狙えるのか?
少し生々しい話をしますが、マッチングアプリでも結婚相談所でも、やはり収入が高いほど年下女性へのオファーが受け入れられる可能性は高まります。
問題は「何才年下までマッチングやお見合いのOKをもらえる可能性があるのか?」という目安ですが、ざっくり以下のように考えておくといいでしょう。
年収別にみる、マッチング可能な限界目安
(結婚相談所編)
男性側の年収 | 何才年下までマッチング可能か? |
2000万円以上 | 15-20才前後まで |
1000万円以上 | 10-15才前後まで |
700万円以上 | 7‐10歳前後まで |
500万円以上 | 7-8才前後まで |
★これは「必ずマッチングできる」という目安ではなく、あくまでもマッチングコーディネートをした経験と、主観によるものです。
マッチングを申し込んで10件に1件以上は「ひとまずOK」がもらえる程度の希望が持てる…という目安と考えてもらえれば幸いです。
★もちろん、表に無い(年収500万円程度に満たない)方でも7-8才前後まで年下女性とはマッチング例は多数あります。
ただ「可能性をあてにできる」という意味ではある程度(500万円程度)の収入はあったほうが有望です。
★もちろん上記の表以上に年の差があってもうまくいった例はあるので、あくまで「どの程度年下まで申し込んで大丈夫か」参考程度に考えて頂ければ幸いです。
※収入以外のスペックや条件などで難易度も変化します。
あくまで個人の(仲人としてのマッチング仲介)経験とざっくりとした感覚による目安なので、良くも悪くも真に受けすぎないようにしてください(笑)。
また、もちろん年収ですべてが決まると言う意図はまったくありません。
マッチングアプリでは
どこまでマッチング可能なのか
一般にマッチングアプリでは、結婚相談所以上に年齢差があってもマッチングするケースがあると言われています。
理由は大きく2つあります。
① 結婚相談所では「正式なお見合い」なのでバランスが重視される
結婚相談所はマッチングアプリと違い、女性側の親が関わっているケースが多いです。
またマッチングアプリと違い仲人(コーディネータ…年配の男女が多い)が介在してくるので、年齢差についてもある程度「常識的な範囲」に収めようとする力が働きます。
特に女性側で諫める人もいるので、年上男性からのアプローチについて好奇心や積極性でOKする可能性はマッチングアプリほど高くありません。
逆に言うとマッチングアプリではすべてが女性側の判断なので、「年齢差はあるけどひとまず会ってみよう」という柔軟な判断をしてもらえるケースがあります。
② マッチングアプリは気軽で、「必ず結婚」というプレッシャーはない
マッチングアプリにもいろいろな性格のものがありますが、「婚活」ではなく「恋活」で利用する人が多数派です。
また「いい人がいたら結婚したい」という目的があっても「まずは恋活から始めてそこから考える」という女性はかなり多いと言えます。
逆に言えば「合わなければ分かれてしまえばいいし気軽に色々な人にトライしやすい」というのが女性から見たマッチングアプリのメリットなので、「年齢差があっても、それだけを理由に最初にふるいにかけられる」ということは起きづらいです。
※競争の激しさにもよりますが。
ただし、マッチングアプリは競争率も高い
ここまでお伝えすると、「ともかくマッチングアプリのほうが年下女性とは出会いやすいんだな!」と安心されている方も多いと思います。
確かにそれはそうで、マッチングアプリでは結婚相談所以上に年の離れた女性からも「マッチングOK」の返事をもらえる可能性は高いと言えます。
※アプリにより男女比や目的層・年齢層もあり事情は異なります。
しかし、これはあくまで「最大何才年下までマッチング可能か?」という最大値が大きい…と言うだけのことで、決して難易度が下がったわけではありません。
マッチングアプリでは、「月の申込件数」や「第三者のアドバイス」などもあまりない関係上、いいねはアプリによっては数百件送ることもできます。
男性から見ればコスパも良いため、「できるだけたくさんの年下女性にアタックしよう」と言うことで競争が激しくはなります。
女性から見れば「年齢差」はそれほど気にしなくなるものの、多数の男性から「いいね」やアプローチをもらうのでその中から選ばれる必要があるわけです。
簡単に言うとマッチングアプリは、「需要と供給の市場原理が、もろに出てしまう」というわけですね!
このため男性から見ると「最大の(年齢差の)射程距離は長いしラッキーパンチの可能性もあるが、実際にOKがもらえるかは努力次第」という側面もあります。
良い言い方をすれば、「やり方次第で、思わぬ年下女性とパートナー(恋人)になれる」という場所でもあります。
ですから私としては「年下女性を強く希望する男性ほど、臆さずにマッチングアプリで頑張る」というのがお勧めです。
後日別記事を挙げますが、年下女性と結ばれたい男性には
「マッチングアプリが向いている人」もいれば、
「結婚相談所のほうが向いている人」もいます。
しかしある程度時間的にも努力できる人にとっては、マッチングアプリのほうが圧倒的にコスパ良く年下女性と出会えるはずです。
「マッチングアプリの中でどうすれば確率が高まるのか?」と言うことについてはこれからどんどんお伝えしていく予定ですので、ぜひ後日の記事もご覧くださいm(__)m。
読んでいただき、ありがとうございました。
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