マッチングアプリ活用術

年下女性はマッチングアプリでどんな年上男性を求めているのか?

こんにちは!

今回も年下女性との恋愛・結婚についてお伝えしていきます。

私は以前結婚相談所でマッチングの仕事をしていましたが、そこでは必ずマッチングをする前に入会者の希望を面談でよく聞いてからマッチングに入っていました。

このあたりが結婚相談所の強みともいえるのですが、仕事柄女性会員さんから「どのような年上男性ならOKなのか」と言うことを直接聞く機会が大変多かったです。

※そこはたまたま高スペックの男性会員に特化していたこともあり、比較的年上男性VS年下女性…というパターンが多かったのはラッキーでした。

結婚相談所の面談シーン

 

そしてお見合いをした後、うまくいかなかった時に「どのような点が気になったのか?」という理由を年下女性の側からヒアリングすることも多かったです。

このため

「年下女性は年上女性に何を求めているのか?」

「逆に何が年下女性にはNGなのか?」

ということについてはかなりのケースを目の当たりにしてきたつもりです。

今回はタイトルの通り、こうした経験をもとに「年下女性は何を求めてくるのか」と言うことについてお伝えしていきます。

 

もちろん、こう言うと中には

「年下女性が男性に求めるものなんて、経済力に決まっているじゃないか」

「年上男性の場合収入やスペックがないと、年下女性には相手にされないんじゃない?」

と考えてしまう男性の方もいると思います。

 

しかし面談で聞いた数多くの声とマッチングの実情から見ていくと、(収入重視の傾向はもちろん多少ありますが)

「ある強みを持った年上男性というのは、年下女性に対して圧倒的に強い魅力を持っている」

ということは確実に言えます。

 

前回の記事で「年の離れた女性を求めるほど、収入は大切です」ということを書きました。

もちろん収入を上げることが近道ではあるのですが、「それ以外に何もいらない。難ししいことは意識したくない…」と考えてしまうと、せっかくの高スペックもうまくいかせないのではないでしょうか。

逆に「年下女性は収入以外に何を求めているのか?」と言うことを突き詰めて考え、そのアピールに成功している男性は収入・身長など目に見えるスペックと関係なく成功していると言えます!

 

同年代になく、年上男性にある魅力とは

年下女性から見て、年上男性のどこが魅力なのでしょうか?

収入なども含め大きく整理すると、私は大きく2つあると思っています。

結論から言うとそれは、「頼りがい(甲斐性)」と「落ち着き」の2つです。

この2つのどちらか、できれば両方ある年上男性がモテるのですが、この2つについては女性側の定義・とらえ方・重視ポイントが人によって分かれると思います。

 

年下女性から見た「頼りがい(甲斐性)」とは?

1.収入など生活力に関わる部分

 

年下女性から同年代の男性以上に、年上男性が期待されている物の1つとして「生活力」があります。

これを期待する女性はあまり好きではない…と言う男性もいますが、女性側の立場に立ってみるとかなりシビアな問題ですし、男性マインドとしては前向きにとらえていたほうが良いと思います。

 

女性側から見ると、年上男性と付き合い結婚する場合、一緒に過ごせる期間自体が短くなるのは当然です。

また例えば子供が生まれた場合、父親である男性は同年代よりも高齢となります。

高齢になった場合も、年上の夫(男性)の介護の必要性が早く生じる可能性が高まります。

妻である女性側には負担もかかり「苦労が多い」イメージを持たれてしまうのも仕方ありません。

 

また男性の収入が得られる期間も、男性が年上なら当然短くなります。

今はいいとしても、男性が会社員であれば定年となり、年金を頼りに暮らしていくなど生活レベルが落ちていくのも早く訪れる…と計算してしまうのは当然のことです。

「収入を得られる期間が短いのだから、その分1年あたりは高年収であってほしい」という希望を持つのは、冷静に考えればある意味自然です。

女性の本心・お金

もちろん女性も損得ばかりで年上男性のことを観察しているわけではありません。

※ごく一部にそういう人はいますが

 

しかしパートナーとして年上男性を意識する中で、

「この部分はどうしても苦労が多くなってしまう」

「このくらいの生活レベルでないと元が取れないのでは?」

ということが頭をよぎるのは仕方ないことですし、それにこたえられるだけの「生活力」を身に着けるマインドも男性側に必要だと思います。

 

また、ここでいう「生活力」とは単に年収の数字だけのことではありません。

年収は一番分かり易いのですが、仕事の安定性(公務員や専門職など)や、「実家が太い」など「不安要素が少ない」…という面も立派な「生活力」としてアピールはできるでしょう。

 

2.機転やバイタリティなどの対応力

 

これからが、今回の本題と言えるかもしれませんね(笑)。

年上男性ならではの「頼りがい」の1つは、この対応力の部分です。

男性により発揮する個性は違いますが、

〇女性が慌ててしまう場面で落ち着いて問題解決をする

〇障害が起きても何かをやり抜く「たくましさ」がある

〇問題を解決するための「アドバイス」ができる

といったことが、年下女性が年上男性に「グッとくる」要素ではないでしょうか。

 

余談ですが私の妹の最初の結婚相手は年上男性(8才上)でした。

私から見てその男性はいわゆるイケメン・高身長でもなければ収入がとびぬけて高いというわけでもなかったです。

(フリーランスの方でピーク時500-600万程度、と聞いています)

その男性について妹に「この人のどこが良かったの?」と結婚前に聞いたところ、

「この人なら、どんな大災害が起きても私や子供を守ってくれると思ったから」

という返答が返ってきて、いろいろ考えさせられました。

 

その男性は確かに簡単には感情的にならない人で、地味ではありますが落ち着いたやりとりと冷静な判断力、そして黙ってやり抜く力があるのは私の目から見ても伝わってきました。

男性によって発揮できる「対応力」は、時にはバイタリティだったり機転だったりと人それぞれですが、そうした「何か」を身にまとうことは年下女性に求められる近道だと思います。

「会ってみなければわからない」のがこの対応力ではありますが、それをできるだけ早く伝わるようにする視点を持つのがお勧めです。

 

3.女性をリードする力

 

年下女性がイメージする「年上男性ならではの頼りがい」の1つは、女性をリードし導いていく力だと思います。

簡単に言うと決断力のある男性は年下女性にもてますし、優柔不断な人はもてません。

もちろん女性側にも決断力や行動力のある人は多いのですが、こと男女関係については特に年下女性の場合「無意識にリードしてもらうことを臨んている」人が多いです。

※少なくとも、そう思い込んでいたほうが良いと私は思います。

 

同年代のカップルのの場合、「男性にリードしてもらう」というよりは「二人で話し合って決めていく」というパターンが多く、女性側もそれを良しとする傾向があります。

しかし年上男性の場合それだと「優柔不断なの?」と思われてしまうことも多いので要注意です。

デート・会話術

何かが起きた時の選択もそうですが、例えば一緒に食事をするお店の判断やデートコース、注文するメニューなど、人生は「小さな決断」の連続と言えます。

そんな中「いざという時は自分の代わりにどんどん物事を決めてくれる」男性というのは女性側も楽ができますし、将来父親になった時のイメージにもつながります。

正直に言うと年下に限らずいわゆる「女性の扱い」においては大事な要素なのですが、ともかく決断力をアピールできる男性になるのはお勧めです。

 

ただ、「女性をリードする」のと「自分のやり方・選択を押し付ける」のとはわけが違います。

不要な場面でリードばかりしようとすると、年上男性だけに「押しつけがましい、独善的な人」と(悪い意味での)オヤジレッテルを張られてしまう場合もあります。

リードしすぎるとついつい気づかずに口うるさくなったり、押し付けモードに入りやすいのですが(笑)、相手が選びかねている・リードを求めているのをしっかり観察してからリードする…と言うことが大切でしょう。

 

年下女性から見た「落ち着き」とは?

自分の不安定さを受け止めてくれる安心感

 

年上男性の強みは、何といっても人生経験が豊富なことです。

それを自慢や説教などに「消費」してしまうと最速で嫌われてしまうのですが(笑)、正しい方向で生かせば年下女性に対しては大きな魅力になります。

 

ここでポイントになるのは、

「相手(年下女性)にとって大きな問題であっても、自分(年上男性)にはより小さな問題に見える」

ことをどう生かすかということです。

 

目の前の問題に迷ったり苦しんだりする女性に対して、(決めつけたり、見下したりすることなく)落ち着いて「大丈夫だよ」と言いながら、前向きになるようになだめたりアドバイスをする…そうした年上男性の安定感は、女性にとって強い魅力でしょう。

恥ずかしくて告白できない写真

年上男性の場合、同年配の男性のように「一緒に楽しく、盛り上がって過ごす」という面では正直かなり不利と言えます。

その代わりに女性に何を提供できるのか…? という視点で考えると、問題を相対化して戸惑いや心配を打ち消してくれるこの「包容力」は強い武器になると思います。

 

意見の違いも吸収してくれる安心感

 

よく「男女は喧嘩するほど仲がいい」と言いますが、これは特に同年代のカップルに言えることではないでしょうか。

年の離れた若い女性と喧嘩ばかりしているようでは、年上男性の持ち味である包容力も台無しになってしまいますし、あまり長続きした例をイメージできません。

 

「同年代の男性にはない魅力」と言うことでいうと、年上男性ならではの「包容力」がよく候補に挙がりますよね。

もちろん一口に包容力と言っても

「包容力って何?」

「どうしたら包容力が身に付くのかわからない」

という人も多いと思います。

私は「包容力」で一番分かり易いのが、この

「異なる意見や価値観を認めて、ストレスなく受け止め共存してくれる」

姿勢だと思っています。(いわゆる「器の大きさ」とでもいうのでしょうか)

 

恋人にせよ夫婦にせよ、これまで別々に生きてきた男女が同じ時間を過ごしていく場合、徐々に意見や価値観の違いが表面化します。

(年の離れた女性であればなおさらです)

そうした時に自分を基準に決めつけたり、場合によっては争ったり相手を見下したりするとお互いに疲れ果ててしまいますよね。

 

男女で意見の違いがあった場合も

「この人とは話せばわかるし、冷静に話し合える」

「意見が最終的に違っても自分の考えも尊重してくれる」

こういう印象をもってもらえるのであれば女性は安心しますし、そうした「落ち着き」「寛容さ」「話し合える冷静さ」は年上男性が得意とする分野と言えます。

またこうしたことは、多くの年下女性が男性に求めているとも言えます。

 

マッチングアプリでは年下女性は何を求めているのか

マッチングアプリならではの違いはあるのか

 

ここまでは、一般的に年下女性がどんな年上のパートナー男性を求めているのか?

と言うことを中心にお伝えしてきました。

 

それでは出会いの場の中心的存在である「マッチングアプリ」の中ではどうなのでしょうか?

結論から言えば、マッチングアプリにおいても上記でお伝えしてきた「年下女性がどんな男性に魅力を感じているのか?」と言うことについてはあまり変わりません。

頼りがい(収入などの生活力や対応力、リードする力)、落ち着きや包容力などといったことは変わらず重要なのです。

しかしマッチングアプリならではの違いと言えば、これらが「会った後に初めてわかるのではなく、プロフィールの段階である程度伝わるようにする」ことが重要だという点です。

男性のプロフィールを見る女性

マッチングアプリではまず収入や年齢など目に見えるスペックを見て、そのあと簡単なプロフィールを見たうえで「リストに残すか、残さないか」女性側は考えます。

この段階でふるいにかけられてしまうと、どれほど内面的に年下女性が求める素養を備えていてもそれを活用できません。

このため「プロフィールで少しでも、そうした魅力が伝わるような」工夫をすることが大切だと思います。

 

またマッチングアプリの場合、「婚活」と「恋活」どちらをメインで活動しているかもポイントです。

特に恋活の場合、年上の男性を希望している女性は「同年代ではできないような経験がしたい」と考えている、好奇心の強いタイプの人も多いです。

それはある程度経済力をベースとした体験かもしれませんし、大人の男性ならではのリードを求めているのかもしれません。

いずれにせよ同年代にはない刺激を求めている女性も多いので、それを満たすような立ち回りを意識するのも方法だと思います。

 

年下女性から求められる「年上男性らしさ」を実現するためには?

 

マッチングアプリにおいても「年下女性を彼女にしたい…!」と希望する男性は多いですが、競争率も高く同年代の女性を狙うのと比較すると一般に苦戦してしまいます。

そこで「年下女性に求められる男性像」にできるだけ近づいて、確率をアップしたい…! という発想が出てくるわけです。

何かの取り組みや努力で、競争相手の男性に差をつけ「年下女性に好かれやすい体質・プロフィール」に近づいていければそれが一番です。

では、どのようにすれば上記で紹介してきた「(良い意味での)「年上男性らしさ」を実現できるのでしょうか?

男性が悩む写真

元非モテ男子である私からのアドバイスは一言でいえば、

「慣れない人ほど、戦略的に年上男性らしさを表現したほうが良い」

ということです。

 

もちろん、自然体で落ち着きや頼りがいを伝えることができたり、自分ならではの魅力的なコミュニケーションができる男性であればこうしたことは必要ないでしょうし、わざとらしい努力に見えるかもしれません。

しかし競争の激しい年下女性を、それまで恋愛であまり成功体験のない男性が落とそうとする場合は、まずここから始めたほうが良いケースも多いと私は思います。

 

ここまで「どのような年上男性が好かれるのか?」と言うことについて、整理してご紹介してきました。

そうした理想像については、理屈はわかっても実際に「なろう、実現しよう」とすると何から手を付けたら良いかわかりづらいですよね?

そこで(特に慣れない方に)お勧めなこととしては、上記で紹介した「年上男性像のパターン」の中から、まず自分にできそうなものを選び、絞ることです。

そのうえでマッチングアプリであれば「プロフィール」「メッセージ」「会話術」など、あらゆる面でその「しぼった年上男性像」を意識して作成・行動することだと思います。

もちろん最短で近づくことができる男性像とはいえ、これはもちろん「こういう方向に自分の魅力を伸ばしていこう」という戦略性と、それに基づくち密な計算が必要になります。

またそれに合わせた地道な努力も必要になってきます。

 

決して楽な道ではないのですが、

「自分にも実現できる男らしさ(年上男性らしさ)」

を身に着け、上手に見せることができるようになることは大きな実りをもたらします。

「年下女性と付き合いたい!」という方にとっては、やってみる価値のある努力だと思いますので、意識してみてはいかがでしょうか?

 

今回も読んでいただき、ありがとうございました。